ここ最近、本の紹介が続いて恐縮です。けど、今回読んだ本は今までにないスピードで読むことができました。その本は木下半太氏の「悪夢のギャンブルマンション」です。下記のその本の概要と感想を明記しておきます。
まずはこの本の出版社が書いた紹介文です。
一度入ったら、勝つまでここから出られない…。勝負に勝って鍵を貰わないと移動できないように、建物がまるごと改造された裏カジノ。オカマ・ママのマッキーら四人は、恐喝に悩む仲間のためにここを訪れた。各部屋で待ち受ける、薄気味悪いディーラーと、巧妙な罠。借金は増える一方だし、死体にまで遭遇。ここから無傷で脱出できるのか。
私が読んだ木下半太氏の本はこれで6冊目で、その内の悪夢シリーズは5冊目になります。
今回の話しはタイトル通りマンションでの話しなのですが、そのマンション一棟がまるまる裏のギャンブル会場という、普通ではあり得ない設定になっています。そして、ここに登場する人物はいつものようにヤクザやオカマさんなどで、今回はタイトルから推測できるようにギャンブル好きのお兄ちゃんも出てきます。もちろん、ヤクザが出れば警察も出てきます。
内容はいつも通りハチャメチャな内容で、相変わらず血や暴力、死体などが出てくる小説とは思えない、マンガのような内容です。文も比較的会話か多く、その前に読んだ松下幸之助の「私の行き方考え方」のようにビッシリ書かれたページではなく、スラスラと読める本です。なので、今回初めて1日ほどでこの300ページほどの本を読み終えてしまいました。ちょっと我ながらビックリです。
ストーリーは予想外の展開がいくつも出てきて、スラスラ読めると言うだけあって面白かった本です。
実はこの本以外の悪夢シリーズをいくつかまとめて買ったので近いうちにまた紹介したいと思います。興味のある人は是非読んでみてください。
価格¥628
順位582,232位
著木下 半太
発行幻冬舎コミックス
発売日2009/10/01