本「悪夢の商店街」

また本の紹介で恐縮です。

今回読んだ本はまたまた木下半太氏の悪夢シリーズで「悪夢の商店街」です。下記にその紹介と感想を明記します。

まず、出版社の紹介です。

さびれた商店街の豆腐屋の息子が、隠された大金の鍵を握っている!? 息子を巡り美人結婚詐欺師、天才詐欺師、女子高生ペテン師、ヤクザが対決。勝つのは誰だ? 思わず騙される痛快サスペンス。

タイトルをみて「なぜ商店街?」と疑問に思うかもしれませんが、舞台が商店街なんです。そして、商店街が悪夢、つまり商店街が燃えたり、壊れたりというわけではありません。商店街にいる人や店で相変わらずのヤクザとのハチャメチャ劇場が繰り広げられるというストーリーです。

今回は今までよりも終わりがあっけなかったのがちょっと残念でした。登場人物にはヤクザや詐欺師、ペテン師などあまりお目にかかることのない人たちが出てくるのですが、それほど「えっ!!そうなの?!」という展開はありませんでした。もちろん、最後にはいろいろと出てきますが、ストーリー中には感じられませんでした。

この本の最後には

この作品は携帯サイト「東京24区」で掲載していた「悪夢の商店街」に加筆修正した文庫オリジナルです。

と書かれていました。この「東京24区」とはどんなサイトなのかと思い調べてみたところ、現在はこちらのサイトのようで各キャリア(ドコモ、KDDI、ソフトバンク)で公開していた松たか子氏や瑛太氏、風吹ジュン氏のオフィシャルモバイルサイトだったようです。この本は平成22年に初版発行されていたので、まだガラケー最前線の頃の携帯サイトではないでしょうか。

以前のような楽しい悪夢シリーズとはいきませんでしたが、楽しめた一冊でした。

悪夢の商店街 (幻冬舎文庫)

著者/訳者:木下 半太

出版社:幻冬舎( 2010-10-08 )

定価:

Amazon価格:¥ 648

文庫 ( 325 ページ )

ISBN-10 : 4344415442

ISBN-13 : 9784344415447