本「鈴木ごっこ」

 今回読んだ本は今までに読んだ「悪夢のドライブ」や「奈落のエレベーター」「悪夢のエレベーター」「悪夢の観覧車」を書いた木下半太の「鈴木ごっこ」です。下記にその紹介と感想を書きます。

 この本の出版社による紹介は以下の通りです。

「今日から、あなたたちは鈴木さんです」。巨額の借金を抱えた男女四人が豪邸に集められた。彼らの責務は、ここで一年間、家族として暮らすこと。見知らぬ者同士が「家族ごっこ」に慣れてきたある日、貸主から次なる命令が下った。失敗したら四人に未来はない――。貸主の企みの全貌が見えた瞬間、想像を超えた〝二重の恐怖〟がつきつけられる!

 読み始めて思ったのは著者である木下氏は「ヤクザ」を登場させるのが好きですね。前回まで読んだ悪夢シリーズは全てヤクザや暴力団が出てくる話で、今回のこの「鈴木ごっこ」もスキンヘッドのヤクザが出てきます。

 ストーリーは上記に書かれた通りなのですが、この四人は全員2,500万円の借金があり、その返済として1年間「鈴木」と称してある家に家族として住み続けます。するとどういう理由なのか2,500万円の借金がチャラになるという、借金返済者にとってはちょっと美味しい話しです。

 本を読み進めればなぜ、借金がチャラになるのかはわかりますが、その理由が何とも恐ろしい理由が・・・。「美味しい話しには・・・」といいますが、正にこれは匹敵するでしょう。

 230ページほどの短い話しで、悪夢シリーズのようにマンガのようなストーリーなので、本を読み慣れている人ならすぐに読み終わってしまうことでしょう。登場人物の背景もなかなか面白いので興味のある人は是非!

鈴木ごっこ (幻冬舎文庫)

価格¥550

順位42,497位

木下 半太

発行幻冬舎

発売日2015/06/10

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