本「窓ぎわのトットちゃん」

 以前、テレビ番組の「世界一受けたい授業」で日本人がもっとも読んだ本ベスト50と、本を紹介した記事を書きました。その中の1位は御存知の方も多い黒柳徹子さんが書いた「窓ぎわのトットちゃん」でした。

 名前はもちろん知っているのですが、恥ずかしながら今まで読んだことがありませんでした。そこで、今回はこの「窓ぎわのトットちゃん」を今さらながら読んでみたので下記にその感想を書いてみます。

 先にも書いた通りこの本はあのタマネギ頭で有名な黒柳徹子さんの幼少時代を自分で書いた本です。なんでその様な自伝的な本がバカ売れしたんだろうと正直思っていました。しかし、読んでみて非常に面白かったのが率直な感想でした。

 この本は今から約34年前の1981年に発売された本で、今でも出版元の講談社では発売されているベストセラー本です。その出版社の紹介文はこちら。

「君は、ほんとうは、いい子なんだよ。」小林先生のこの言葉は、トットちゃんの心の中に、大いなる自信をあたえてくれました――。トモエ学園の、子どもたちの心をつかんだユニークな教育の実際と、そこに学ぶ子どもたちのすがたをえがいた感動の名作『窓ぎわのトットちゃん』を子どもたち自身におくります。

 読み始めた時に思ったのが、全ての漢字にふりがなが振られているのを見て「これは子供が読む本だな~」と正直思いました。大人が読む本にはもちろんふりがななんてありませんので、大人が手にする本じゃないのかと、思ってしまうのも仕方がありません。しかし、読み進めていくと大人が読んでも非常に楽しめる本でした。

 ちょっと変わったトットちゃんが巻き起こす騒動はいろいろと楽しめるのですが、それよりもこの中に出てくるトモエ学園の素晴らしさ、その学園を作った小林先生が本当に素晴らしい先生だったと言うことが、この本を読んでいてつくづく思わされました。

 時代は全然異なりますが、今の日本でもこのような素晴らしい教育方針を持った学校が存在するのでしょうか?きっと、この本を読んでトモエ学園を目指そうとしている学校や先生は存在すると思うのですが、ここまで自由に子どもたちのことを考えた学校が存在するのであれば、自分の子供を入れてみたいと思う人は多いはずです。

 トットちゃんやその卒業生はこのような素晴らしい校長先生に出会えて、素晴らしい学校へ行けて、正直羨まし限りです。卒業生達は自慢の学校たっだで性根。

 それとこの本を読み終えて「あとがき」に各生徒の紹介が書かれていたのですが、その中に高橋君(高橋彰)が私の住む浜松付近にあった安藤電気株式会社(現在は横河電機株式会社に売却)の調査役としていらっしゃったようです。これにはあまりにも身近な場所が出てきたのでビックリでした。

 とにかく非常に面白い話だったので、私のようにまだ読んでいない人がいるようでしたら是非読んでみてください。

窓ぎわのトットちゃん (講談社青い鳥文庫)

価格¥1,023

順位7,163位

黒柳 徹子

イラストいわさき ちひろ

発行講談社

発売日1991/06/15

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