本ブログは御存知の方もいますが、ブログソフトWordPressを使用しています。当ブログを開始した時は確かWordPress MEでスタートを切って、その後、少し運用してから別のブログサービスに浮気していました(^^ゞ。そして、2009年4月から本ブログをWordPress 2.7にして再始動し今まで運用してきました。
2.7から再始動して先日、2.8がリリースされたので早々にインストールしようとしたらこちらで明記したとおり、自動アップロードするとファイルを削除してしまうなどの不具合があるとの報告がありました。その為、次期バージョンが出るまで待っていたのですが、本日、WordPress 2.8.1がリリースされました!
そこで、早々アップロードを行った方法と、今回のバージョンアップで主に変更された内容を下記に明記しておきます。
WordPress 2.8.1の変更内容
今回、WordPress 2.8.1のバージョンアップで変更された内容は下記の通り。
- 一部のテーマにて、2.8では動作しない方法で get_categories() 関数を呼び出している問題に対応。テーマ修正の必要性をなくした
- ダッシュボードを読み込む際にメモリー不足のためにページが完全に表示されないことがあったため、ダッシュボードのメモリー使用量を軽減
- 自動アップグレードが完了しなかった場合のクリーンアップで誤ってファイルを削除してしまう問題を修正
- 圧縮に関する問題によりリッチテキストエディターが読み込まれない問題に対処
- 明示的な権限チェックを行わないプラグインに対するセキュリティを強化
- 権限グループ名の翻訳を修正
- wp_page_menu() がページタイトルではなくユーザーの指定したメニュー順序をデフォルトに
- アップロードエラーのメッセージの間違いを修正
- 一部の IE ユーザーに発生していた自動セーブのエラーを修正
- プラグインエディタのスタイルバグを修正
- SSH2 ファイルシステムの要件を更新
- デフォルトの送信方法を cURL に差し戻し
- mbstring.func_overload に関する問題を修正するため、翻訳ライブラリを更新
- インラインスタイルサニタイズを厳格化
- メニューのセキュリティを強化
- ブラウザー不適合のためコードハイライトの利用を中止
- RTL レイアウトを修正
この中でもっとも気になったのはやっぱり「3」の「自動アップグレードが完了しなかった場合のクリーンアップで誤ってファイルを削除してしまう問題を修正」です。おそらくあらゆる所から連絡があったため、かなり力を入れて修正してくれたかと思います。
WordPress | 日本語 » WordPress 2.8.1
アップロード前の事前対策
これら問題に対処してくれたことにより、多分、自動アップロードを行っても大丈夫だとは思っていましたが、念のため下記のような処置を施しました。
- サーバ内のファイルを全てローカルパソコンにダウンロード
- 全てのデータベースのバックアップ
- 各プラグインの新バージョン対応チェック
この中で「3」の「各プラグインの新バージョン対応チェック」は半分博打状態でした。というのも、2.7で使用している段階で2.7に対応していない(正確には制作者側が2.7で確認していない)プラグインがいくつかあったのです。その為、2.8でももちろん未対応だし、2.7でも多分大丈夫だろうという根拠のない予想をしていました。それでも念のためこちらで紹介したサイトでチェックだけは行いました(チェックだけですよ(^^ゞ)
いよいよ自動アップロード

「新規投稿」が「Add New」に
「新規投稿」の部分に関しては単に翻訳忘れぐらいだと思いますので、次期バージョンにはきっと直してくれるでしょう。体制にも特に影響はないし(^^)。それよりも早くに新バージョンを提供してくれたことに感謝ですm(_ _)m。
それと、私が作ったWordPressのプラグインG AnalyticsもWordPress 2.8.1で問題なく動作することができます。G AnalyticsはWordPressの管理画面でGoogle Analyticsのアクセス解析を確認することができるプラグインです。もし、Google Analyticsのアカウントを持っているWordPressユーザの方はもしよければご使用ください(ちょっと宣伝)。
【追記】
上記の「翻訳忘れ」は別に忘れているわけではなく、私が英語版をアップグレードしてしまったために英語表示されてしまったものでした。翻訳忘れではありません。すみませんでした。(2009年7月13日)
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- G Analytics, WordPress
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