データベースMySQLの管理ツールphpMyAdminを使用していると、1440秒で自動的にログアウトしてしまいます。
この自動ログアウト時間の変更方法を2種類、下記に明記しておきます。
phpMyAdmin内で設定
下記に説明するphpMyAdminはバージョン4.4.15です。バージョンが前後すると設定する場所が異なる場合があります。
まず、phpMyAdminにログインした状態で「設定」-「機能」で「一般」タブを開くと「ログインクッキーの有効期間」というところがありますので、86400秒(24時間)などに設定するとログアウトの時間を変更することができます。

「ログインクッキーの有効期間」の秒数を変更
プログラムで変更
可能であるなら上記の設定で変更する方がいいと思いますが、プログラム上で変更したい場合もあります。この秒数は/libraries/config.default.phpファイルの下記部分を変更すれば時間を変えられます。
/**
* validity of cookie login (in seconds; 1440 matches php.ini's
* session.gc_maxlifetime)
*
* @global integer $cfg['LoginCookieValidity']
*/
$cfg['LoginCookieValidity'] = 1440;
しかし、この部分はコアファイルになりますのでできることなら変更したくはない場所です。
そうしたらどこに書けばいいかというとphpMyAdminの設定ファイル「config.inc.php」です。このファイル内の末尾などに
ini_set(
'session.gc_maxlifetime',
($cfg['LoginCookieValidity'] = 86400)
);
と、書けばいいようです。ini_set関数で「session.gc_maxlifetime」に設定しているのはWindows環境の場合の対策のようなので、Linuxの場合は「$cfg[‘LoginCookieValidity’] = 86400;」だけでいいかもしれません。
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