小松楼街づくり交流館

小松楼街づくり交流館

 今回は今までの記事系統とは違いますが、たまには良いかと(^_-)

 静岡県西部の新居町には東海道五十三次で有名な新居関所があることは多くの人がご存知だと思います。その関所の近くに「小松楼」という交流館があることはご存知でしょうか?交流館と聞くと「ふ~ん」と思う人もいると思いますが、この交流館は明治から昭和初期(でいいのかな?)に芸者さんがいた小料理屋さんなのです。その小料理屋さんが今でも残っていて国の登録有形文化財に指定されている貴重なもです。

 先日、すごく近い場所なのですが、初めてその小松楼へ行ってきたので下記に紹介します。

 場所は新居関所から歩いて5分ぐらいの場所です。


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 外観は2階建ての建物で、この時代は平屋がほとんどだったので2階屋は珍しい部類かと思います。

小松楼の外観

小松楼の外観

 入り口横には「電話 50番」と書かれています。これは当時の電話交換で
「50番の小松楼さんへつないでください」
と伝えれば電話が繋がる番号で、今でも小松楼さんの電話番号は末尾が「0050」だとか。

電話番号が50番の小松楼さん

電話番号が50番の小松楼さん

 入り口を入ると正面に大きな階段があります。何かの映画や時代劇で見る切られた人が階段から落ちてくるような大きな階段があります。おそらく幅は1間(約1.8メートル)ほどもある大きな階段です。下の写真は上から撮った写真でちょっと狭いように感じますが、かなり大きな階段で、家にあったら圧巻するようなぐらいすばらしい階段でした。

入り口正面にある大きな階段

入り口正面にある大きな階段

 2階の襖(ふすま)には何やらお経のように文章が沢山書かれていました。

2階間の襖

2階間の襖

 2階に上がるとすぐにヤマハのオルガンが置いてあります。非常に年代を感じるオルガンで足のペダルを動かして空気を送りその空気で音が鳴る貴重なオルガンです。おそらく日本はほとんど無く、ヤマハがケースに入れて保存してあるぐらいじゃないだろうか?というぐらい古いオルガンですが、なんと、自由に弾いていいと言うから驚きです。

 聞いた話によると中のポンプが和紙でできていて動かさないと和紙が固まってしまい壊れてしまうため使ってもらった方がいいとのこと。右側のペダルは壊れていますが、左側はちゃんと動きます。

非常に貴重なヤマハのオルガン

非常に貴重なヤマハのオルガン

 この小松楼の裏にはもっとすごい建屋があったらしいのですが、今はもうありません。その建物の屋根裏にあった上棟式の札。ここにはその建物を作った方達の名前が書かれているのですが、この中に義祖父の名前が!我が家ではかなり大騒ぎでした(^^;)

上棟式の札に義祖父の名前が!

上棟式の札上棟式の札に義祖父の名前が!

 2階に飾られてあるこの写真は小松楼にいたと思われる芸者さん達です。

小松楼にいた芸者さんの写真

小松楼にいた芸者さんの写真

 このほかにもいろいろと見所がありました。月曜日以外は誰でも見学できるとのことなので機会があれば行ってみると楽しいかも。昔の建屋や歴史が好きな人は是非!

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