先日、この様な記事を書いて、早速、ITとは関係ない記事を書いてみたいと思います。
皆さん、年末年始はどの様にお過しでしたか?実家に帰省?海外旅行?それとも寝正月でしたか?(笑)
人それぞれ楽しいお正月を過ごしたかと思いますが、我が家は今までにはない経験をしてきました。それは・・・
年末年始 雪中キャンプ
です。(勝手に命名(笑))
我が家はオートキャンプが好きで去年は5月、8月、9月に楽しんできました。そして、今回は以前からの夢の一つでもあった冬のオートキャンプを楽しんできたのです。周りからは
「大丈夫か?」
「気をつけてよ」
「何を考えているのか?」
などといろいろ言われましたが、こうやって報告が書けるように無事帰宅してきました。下記にその雪中オートキャンプの写真とコメントを一部掲載しましたので気が向いたら見てください。
今回、利用させて頂いたキャンプ場は茶臼山高原の近くにあるつぐ高原グリーンパークです。ここは珍しく1年間キャンプができる施設で、道の駅と併設しています。実はここのキャンプ場は以前に利用したことがあり、その時に知り合ったスタッフの方と仲良くなったこともあって利用させて頂きました。
けど、このキャンプ場は非常に人気が高く、夏などのオートキャンプのシーズン中は受付解禁と同時に予約しないとなかなか予約が取れないほどの人気ぶりです。ただし、今回のような冬のキャンプは全然余裕で私は前日の12月29日に予約してサイトを確保しました(^_^)v
このキャンプ場は冬季の場合、全てのサイトが開いているわけではなくウッディーエリアのサイトしか開いていません。もっとも、この季節に全サイトを開けても無駄ですからね(笑)。ウッディーエリアはキャビン付きのサイトも用意されています。キャビンとは木でできた山小屋みたいなもので広さは四畳半ほど。冬はサービスでコタツがついていますし、(今シーズンからのようですが)希望があればホットカーペットも無料で借りられます。テントもなかなか乙かもしれませんが、家族から却下されました(^_^;)。まあ、今回は初めての冬キャンプと言うこともありキャビン付きを予約しました。
行く前はあまり利用者がいないと聞いていたので、我が家以外にせいぜい1組ぐらいだろうと思いながら30日の午前中に浜松を出発して15時ぐらいに到着しました。到着すると同時ぐらいに雪がチラホラ。そんな中、今回利用するサイトまで言ってみると、我が家以外に4組も泊まっているじゃないですか!それも1組はテントで宿泊しています。すごい!
どんなサイトなのかというと下記のような山小屋です。

愛車デリカ君と今回宿泊したキャビン(山小屋)
ちなみに周りの山はこんな状態でした。すっかり雪帽子をかぶっています。

雪をかぶった周りの木々
今回宿泊したキャビンは隣のキャビンと繋がっており、その間は屋根があります。行く前まではタープを張る予定だったのですが、確認したら隣は入る予定がないので自由に屋根下を使っていいとのこと。ラッキーでした!

キャビン間の屋根下を今回は利用
到着と同時に降り出した雪は「あっ」という間に積もってしまいました。浜松では雪が積もることはまず無いので我が子は大喜びです。

「あっ」という間に雪が積もった
キャビン間の屋根下はどんな感じかというと下記のような感じです。中央にテーブルを置き、手前に焚き火台です。ちなみにテーブルはテーブルとして使わずに、単なる物置でした(笑)。

中央にテーブルと焚き火台を置いた屋根下
サイドにはツインバーナーとキッチンテーブルを配置しました。

サイドに配置したツインバーナーとキッチンテーブル
到着した当日は家で準備してきたおでんを食べました。気温は氷点下の中のおでんは美味しかったです。翌日はそのおでんの汁を利用しておじやにすることにしたのですが、鍋を外に置いておいたら見ての通り、完全にカチンコチンになっていました(≧Д≦)。ちなみに今回宿泊ししたのは12月30日~1月2日までの3泊4日。その内、2日以外は毎日雪が降り、気温は氷点下でした(^_^;)

凍ってしまったおでん
翌日、外に出てみると何やら動物の足跡がありました。何の足跡かわかりませんが、ここには鹿とかイノシシが出るそうです。何の動物が遊びに来たのでしょうか?

夜中に遊びに来た動物の足跡
2日目も雪が降ったり止んだりでした。

2日目(12月31日)の早朝
さて、このキャンプ場では冬になると氷柱を見ることができます。この氷柱は滝などで自然にできるものではなく、人工で作った物なのですが、これがすごい立派!「人工」と聞くとあまり良いイメージがないかもしれませんが、スタッフの方が毎日、水を掛けることにより氷点下という外気温によって成長していく氷柱です。夜は16時30分からライトアップされています。結構見応えがありますよ。道の駅を利用する方は誰でも見られますので、ぜひ一度!

氷柱
こちらはキャンプ場から受付までの道中です。すっかり雪だらけです。

雪だらけの道中
ウッディーエリアの炊事場は嬉しいことに室内で、その室内には業務用のストーブがあります。あまりにも寒い時や水で冷えた手はここで温めることができます。結構、多くの人がここで暖まっていましたよ。また、ここにはトイレとシャワー室もあります。

業務用ストーブが設置してある炊事場
炊事場の隣には談話室があります。この談話室には薪ストーブがあり、自由に薪でストーブを使うことができます。薪はスタッフの方が随時用意してくれます。

談話室の薪ストーブ
お正月はもちろんここで過ごしたのですが、全然お正月の気がしませんでした。テレビはないし、新聞も来ません。ごく普通の冬の一日です。そうは言ってもやっぱりお正月なので朝はやっぱりお餅ですね。お餅はもちろん焚き火による炭火焼きですよ。下記の写真はキャンプ中、絶やすことができなかった焚き火台です。薪は麻袋5つぐらいと炭を30キロぐらい持って行きましたが、薪は1日1袋ほど。炭は全部で15キロぐらい使用しました。何たって日中も氷点下ですからね。

火を絶やすことができない焚き火台
最終日は思いっきり晴れました!青い空と白い雪が何ともまぶしかったです。

青い空と白い雪の最終日
この他にも朝起きると室内が氷点下だったことや全てのものが凍ってしまったことなどいろいろと話がありますが、一応、話はここまでとします。冬だから辛いだろうと思いました。確かに寒さは厳しかったのですが、その反面、非常に楽しかったのも確かです。我が子は他では味わうことができないいろいろな勉強ができたと思います。もちろん、私もいろいろと学ぶことができました。また、機会があれば是非来たいと思うキャンプでした。
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