先日、ある本を読んでいたらカー用品販売のイエローハットの創業者、鍵山秀三郎さんの記事がありました。
その記事の中で気になった言葉があるので下記にまとめて紹介します。
汚いところは悪いことのスタートライン
この鍵山さんという方はある世界では結構有名な方で、頭が下がるほどの掃除を徹底的に行い、会社を掃除で繁栄させたと言ってもいいほどの人です。記事内にもその事は書かれています。
そんな鍵山さんの記事に書かれている一言目は、鍵山さんのお母様が仰った言葉として
悪いことは汚いところから起きる
鍵山さんはこの言葉は「その通りだ」と仰っています。実際にどのように汚れていると悪いことが起きるのかはよくわかりません。ただ、私の経験上、トイレが汚い会社はそれなりのマイナス企業というイメージがあります。何がどうマイナスなのかはその企業によってまちまちですが、トイレがきれいな企業はそれなりにしっかりした、きちんとした企業というイメージがあります。
ここで言う「きれい」とは新品同様のようなキレイさというわけではなく、古くても隅々まできちんと掃除をしてあるキレイさです。
初めの一歩が肝心
次に書かれていたのは
ゼロから一への距離は、一から千までの距離より多い
です。これも掃除のことを例えた書かれていて、疲れているときに掃除をはじめることは億劫に感じるが、はじめてしまえば集中すると、書かれています。
何事も最初の一歩がなかなか踏み出せないものだったりしますが、はじめてしまえばグングンと進んだりするものです。仕事でやる気が出ないときでもやり出してしまえば「あっ」と、いう間ということもあります。その一歩が大変なんですよね(^^ゞ
芯を持つ
もう一つ書かれていたのは鍵山さんが見つけた言葉で、ドイツの哲学者アルトゥール・ショーペンハウエルの本にあった言葉です。
何事にも成功までには三段階ある。
第一段階、人から笑いものにされる。
第二段階、激しい抵抗と反対に遭う。
第三段階、それまで笑いものにしたり反対したりした人たちが、いつの間にか「そんなことはわかっている」と同調するようになる
これを読んで思ったのが、アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏です。この人については正直、あまり詳しくは知らないのですが、なかなか変わった考え方でその考えを絶対に貫くということを聞いています。そういう人は成功するのかもしれませんね。芯を持っているということは。
最後に
いずれもなかなかいい言葉ではないでしょうか。成功する人は何かが違い、何かを持っています。私もその少しでもいいので、その何かを取り入れていきたいと思います。
なかなかいい言葉が書かれていたのでまとめてみました。これからも、本などどこかで良い言葉を見つけたら記事にしていこうとは思います。著作権に違反しない範囲で。
価格¥58
順位142,442位
著鍵山 秀三郎
編集亀井 民治
発行PHP研究所
発売日2007/05/02