お掃除ロボットの「ルンバ(Roomba)」を日本企業が作らない理由がわかりましたので下記に紹介します。

我が家のルンバ

 以前、とは言ってもかなり前なのですが、我が家にお掃除ロボット「ルンバ」が届いたことをお伝えしました。その詳細は下記を見て頂ければと思います。

我が家にルンバがやってきた【開封編】 | Hibi日記
我が家にルンバがやってきた【中身編1】 | Hibi日記
我が家にルンバがやってきた【中身編2】 | Hibi日記
お掃除ロボット「ルンバ」を動かしてみました | Hibi日記

 ルンバ君は非常に優秀で一人であちらこちらを掃除してくれます。仮に狭い家でも彼は必死に掃除をしてくれる頼もしい家政婦です。現在、ルンバ君は諸事情により冬眠中なのですが、また、時期が来たら呼び起こそうと表います。

ルンバ以外の製品を見ない

 そんなルンバ君は業務用や軍事用のロボットを作っているアメリカのロボット会社「iRobot」社が作りました。iRobot社は高度なロボット技術を利用して知能が高く、人間の目や耳、感覚に匹敵する各種センサーを設けて優秀な家庭用の掃除機ロボットのルンバ君を作ったのです。

 我が家でルンバ君が活躍してから、時々、電気屋さんでルンバ君に似たお掃除ロボットを見ても「おそらくルンバ君並みの優秀さはないだろうな」と思ってしまいます。それにルンバ君以外のお掃除ロボットはあってもそれほど数多く存在しません。

「作らない」ではなく「作れない」

 そんな中、日本の企業がお掃除ロボットを作らない理由をまとめた記事が紹介されていました。

【ビジネスの裏側】日本の家電各社が「ルンバ」を作れない理由 国内製造業の弱点はそこだ!! – MSN産経west

 記事を見ると

なぜ、パナソニックやシャープなどは掃除ロボットを発売しないのか。そこにはニッポンの製造業が抱える、ひとつの弱点が見え隠れする。

 「弱点」と書かれています。先に書いたとおりルンバ君はロボット会社だからこそ作ることができる何かがあるのかと、ここを読んだときに思いました。すると

「技術はある」。パナソニックの担当者はこう強い口調で話しながらも、商品化しない理由について「100%の安全性を確保できない」と説明する。

 考えてみれば世界の家電のトップを走る日本の企業が技術的に作れないわけがありません。ただ、「安全が確保できない」の一言は疑問でした。ルンバ君はただお掃除をするだけのロボット。刃物や危険な部位は特にないはずなのに何が安全じゃないのだろう?の疑問がわきます。さらに読み進めると

例えば、掃除ロボットが仏壇にぶつかり、ろうそくが倒れ、火事になる▽階段から落下し、下にいる人にあたる▽よちよち歩きの赤ちゃんの歩行を邪魔し転倒させる-などだという。

 なるほど。ルンバ君のお掃除中は壁などを事前に検知して停止したり、方向転換などをするわけではなく、一度、その障害物にぶつかり「ここに障害物がある」ということを覚えてから次回からぶつかりそうになると減速するロボットです。そのため、物を破壊するほどの強さではありませんが、一度は激しく衝突します。その衝撃時に何かものを落としたりする危険性は否定できません。

100%を追う

 日本の製品は100%安全じゃないと販売をしません。詳しくはわかりませんが、日本では高い位置にいろいろと物を置く傾向にあります。面積が狭い日本だからかもしれません。その高い位置に置いてある物がルンバの衝撃により落ちることもあるかもしれません。ただ単に落ちるだけならともかく、落ちて物を破損したり、最悪火災などが発生すればそれはそれで大変なことになります。もしかしたらその辺は海外ではルーズなのかもしれませんが、まじめな日本ではその「ルーズ」ができないのです。逆にそのルーズさがなかったから家電のトップ企業(国)になれたのかもしれません。

 今後、完璧に安全な日本製のルンバは作られるのでしょうか?本当に真剣にやればその技術あるのでコストなどのマーケティングまで合わせて作れるかもしれませんが、その辺は各企業がどのように判断するかですね。今後がちょっとだけ楽しみです。