BUFFALO LinkStation LS220D0202

すっかり御無沙汰しています。
一時は毎日のようにブログ記事を書いていたのですが、なぜか、今はなかなか書けないでいます。
けど、ちゃんと生きています。

さて、久しぶりのブログ記事は先日、仕事の大事なデータが入っているNASが飛んでしまって大騒ぎしたときの教訓を下記に明記しておこうかと思ってキーを叩きました。

大事なデータはNASに保存していたが

今まで大事なデータはBUFFALOのNASであるTeraStationLinkStationを使用していました。
理由はローカル環境内であればどこからもアクセスすることができます。そして、TeraStationやLinkStationはRAID機能があり、RAID10に設定することで二つのHDDを完全ミラーリングしている点が気に入っていました。万が一、片方のHDDが破損してもデータが復旧できるという安心があったからです。

しかし、そんなRAID10でHDDの安心はあったものの1つだけ気になることがありました。それは本体(上記でいえばTeraStationやLinkStation)そのものが壊れたらどうなるんだろうか?ということです。そして、今回発生たトラブルはまさにそれだったのです。

LinkStationが破損

今回使用していたのはBUFFALOのLinkStation LS220Dです。2台のHDDをRAID10で組んでいました。

ある日、LinkStationから「ビー」というモーターがブレるような音がしてきました。てっきりLinkStationの裏にあるファンが壊れて音がしているのだろうと思ってました。そこで、ファンを強制的に手で押さえて音が止まればファンの故障と判断できるのですが、やってみると音は止まりません。
「へ?まさかHDDから音がしているのか?」
つまりHDDの破損ということでビックリしたのですが
「RAIDなので大丈夫」
と高を括ってHDDを注文し入れ替えようと思いながら一度、止めたLinkStationを起動させると、何やらLEDの点滅がやけに長く動きがちょっとおかしかったのです。
「何だろうな?」
と思いながら起動したLinkStationへPCからアクセスすると・・・見つかりません。
「へ?」
と思いながらLinkStationをいろいろとゴチャゴチャ確認にしていると、今度はLinkStationのLEDが赤で7回点滅するようになりました。ネットで調べてみると

NAS Navigator2で検出することができず、すべてのハードディスクが故障しています。
弊社修理センターへ修理をご依頼ください。

バッファロー

(゜◇゜)ガーン

LinkStationが潰れました。

HDDからデータを取り出す方法を検討

正直かなり焦りました。
先にも書いたとおりHDDの破損であればミラーリングすればいいのですが、肝心の本体が潰れてしまってはどうにもなりません。本体の予備があれば何とかなるかもしれませんが、約5年前に買ったLinkStationは中古なら手に入るかもしれませんが、本体の生産は終了しています。

とにかく本体がダメでもデータはHDDに残っているはず。ここから引っ張り出せれば大丈夫と思い、まずはLinkStationにあったHDDをダメ元でPCに繋いでみました。すると、通常のHDDであれば認識して、「コンピューターの管理」の「ディスク管理」で確認できるのですが、LinkStationのHDDのフォーマット形式が「XFS」形式(と、思っていたらどうも「EXT3」のようです)で、Windowsのフォーマット形式(「FAT32」「NTFS」)とは異なるため認識できません。

だんだん自分が焦りだしてきたので、ここで思ったのが、とにかくデータを取り出したいので外部業者にお願いする方法を考えました。もし、これをお願いした場合、数万円~数十万円の費用がかかってしまいます。けど、大事なデータです。お金には変えられないのでお願いしようかとも考えました。しかしながら、その日は金曜日の夜、通常なら営業は終了しています。ちょっと冷静になり、ほかに方法がなければお願いしようと考えました。

そして、Google先生にいろいろと聞いてみたところTeraStationやLinkStationのデータを引っ張り出せるソフトがあるというのを見つけました。そのソフトが「復旧天使」というソフトです。

まさに天使のようなソフト

この復旧天使のサイトを見ると

NAS、RAIDに対応した強力なデータ復旧ソフト
XFS、APFSもマウント可能、RAIDも自動で構築します。

という文言と共にBUFFALOやI-O DATAなどのNASの画像が掲載されています。

復旧天使のWEBサイト

復旧天使のWEBサイト

さらにソフトは

  • Standard
  • Standard RAID
  • Professional
  • NAS Recovery

と環境に合わせていくつかのソフトが用意されています。そして、このソフトの親切なところはソフトをインストールして確認し、データが復旧できそうならお金を支払うという何とも親切設計となっています。

復旧天使で救済

さて、実際にこのソフトを試してみました。説明を見るとRAIDを組んでるHDDの場合は「Standard RAID」版を使用するとのことですが、私はRAID10を使用しています。なので、まずは「Standard」でできるのではないかと思ってこれで試してみました。

使用方法についてはPDFでマニュアルも公開されていますので安心して使用できます。

ソフトをインストールし、HDDを接続しました。復旧天使では説明通りに進めていく「ウィザードモード」と画面上の内容を自分で選んで進めていく「アドバンスモード」があります。私は後者の「アドバンスモード」で行ってみました。そうすると接続したLinkStationのHDDは「不明な論理ドライブ」ということでドライブ内を全てスキャンする必要があるとのことです。実際に進めてみたところスキャンが完了するのに約6時間かかりました。HDDが1TBの大きなサイズだったので、時間がかかるようです。

最近は大容量のHDDが安く手に入るようになりましたので使いたくなりますが、こういう時にボトルネックで時間がかかってしまうので考え物です。

そんなスキャンを「まだか、まだか」と待ってみたところ6時間後に下記の様な画面が表示されました。

復旧天使のスキャン結果

復旧天使のスキャン結果

一番上に「bin」や「etc」などLinuxのディレクトリ名が書かれたスキャン結果があります。LinkStationはLinux系の構造でここにデータが入っているのかと思いました。しかし、容量が851MBしかありません。どう考えてもそんなに小さいはずはない。

そして、目を下に移していくともう一つのスキャン結果があります。容量は1.95GB。
「え、こんなに小さかったっけ?」
と思い
「もしかしたらデータが消えちゃったのか?」
とも考えました。そんな思いをしながら目をさらに下へ進めると444.42GBの文字が!「もしや!!」と思ってこの中を開けていくと・・・ありました!私の大事なデータがここに!

今後のデータの保管方法は

見つけたときは本当に嬉しかったです。
後はデータがきちんと取り出せるかですが、試しに小さなファイルをいくつかローカルパソコンへ引っ張り出してみたところ、問題なく取り出せました。

早々にユーザー登録を行い、費用を払って全データを事前に用意した外付けHDDへコピーしました。コピー時間は確か2~3時間だったと思います。これで本当に安心しました。

さて、実際にかかった費用ですが、引っ張り出したデータを保存する外付けHDDと復旧天使のソフト代になります。きちんとバックアップを取っておけばこんな費用はかからなかったのですが、外の業者さんに出すことを考えればかなり安くすみました。痛い出費ですが、自分の勉強(経験)費用と思うようにします。

さて、取り出したデータはとりあえず外付けHDDへ保存はしましたが、1台だけのHDDに保存しておくのはもちろん危険。現在はもう一台の別のHDDにバックアップソフトでコピー保存するようにしています。

最後に

今回、大変な目にあいましたが、かなり良い経験ができたと思っています。NASにデータを保存すること自体は別にいいのですが、そのNASにトラブルが発生したときの対処方法をきちんと考えておく必要があります。例えば、現在のような別のHDDにコピーしておくとか。

また、RAIDが組めるシステムでも安心はできないということです。そのシステムが壊れたらどうにもなりませんので。

ほんとであればローカル内でバックアップコピーを取るだけではなく、クラウドなどどこか外にデータを保存することができればもっと安心なのですが、大事なデータを安心できる外部環境に保存できる場所ってどこか良い所ってあるんでしょうかね?他の人に見られたりすると困るデータだと、なかなか外に置くのって気になります。

皆さんは実際にどうしているのかな・・・?

いずれにしてもバックアップの保険は可能であればいくつでも掛けておくべきですね。
皆さん、お気を付けて!

データ復旧ソフトと復元サービス(NAS対応)|復旧天使 公式

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