yumというのはパッケージのインストールやアップデートを簡単に管理できるもので、覚えておくといろいろと便利なものです。
CentOSのインストールが完了したらできるだけ早くにシステムのアップデートをしておきましょう。
yumを使用するにはまずはじめにGPG公開鍵をインストールする必要があります。CentOSのバージョンが4の場合はコマンドラインで
# rpm --import http://mirror.centos.org/centos/RPM-GPG-KEY-centos4
を実行します。
次にyumでシステムのアップデートを行います。コマンドラインで
# yum -y update
を実行します。「-y」をつけないとアップデートのたびに
「アップデートしますか?」
のメッセージが表示されます。多くのアップデートを行う場合は「-y」をつけた方がいいかと思います。
アップデートには環境にもよりますがかなりの時間がかかります。
アップデートが完了すると
Complete!
のメッセージが表示されます。
アップデートは上記のように手動で行うこともできるのですが、自動でアップデートすることもできます。
# chkconfig yum on
# service yum start
上記を実行すると定期的にアップデートの確認、実行を行います。