先日、「CakePHPのプラグイン『CakeDC/users』の日本語ライブラリを公開」させて頂いたのですが、このusersプラグインを使用するにはいくつかの設定を行うことができます。その設定方法は下記の「Configuration」ページに書かれているのですが、英語でちょっとわかりにくいです。
users/Configuration.md at master · CakeDC/users · GitHub
そこでまたもや下手くそな英語翻訳しようと思ったのですが、それよりも自分の言葉で書いた方がよさそうなので、下記に書いてみました。もしよければ参考にしてみてください。
メールのテンプレート(Email Templates)
必要に応じて
/app/Plugin/Users/View/Emails/text/
にあるファイルを
/app/View/Plugin/Users/Emails/
へコピーして使用します。
(上記のコピー先のパスは間違っていないか?)
スラッグの無効化(Disable Slugs)
Utilsプラグインを利用している場合、下記設定で無効にできます。
Configure::write('Users.disableSlugs', true);
メールの設定(Email configuration)
メールの設定はメール設定ファイル(Config/email.php)で設定しますが、この設定を無効にして利用することができます。
Configure::write('Users.emailConfig', 'default');
「default」は/Config/email.phpの「$default」を参照します。変更したい場合はこの「default」を変更しましょう。
Configure::write('App.defaultEmail', 'your@email.com');
メールの「From」を変更する場合は上記のメールアドレスを変更します。
役職管理(Roles Management)
役職管理を追加することができます。Config/bootstrap.phpに下記ルールを設定すると利用できます。利用しない(記入しないと)と「registered」が登録されます。
この設定はこのプラグインでは特に利用されていないはずです。ユーザーが任意に使用することができます。
Configure::write('Users.roles', array(
'admin' => '管理者',
'manager' => 'マネージャー',
'registered' => '登録'
));
一般の新規登録時にデフォルトの役職を設定したい場合は下記で設定できます。設定しないと「registered」となります。
Configure::write('Users.defaultRole', 'user_registered');
登録の有効/無効(Enabling / Disabling Registration)
ユーザー自信で新規に登録させたくない場合は下記設定を「False」に設定する
Configure::write('Users.allowRegistration', false);
設定オプション(Configuration options)
デフォルトの認証(Auth)を使わない場合は下記設定を「True」に設定します。
Configure::write('Users.disableDefaultAuth', True);
最後に
上記以外に「Users.sendPassword」があるのですが、これは今一動きがよくわかっていません。すみません。
おそらく間違いはないと思いますが、もし、不備等があれば下記コメント等で教えて頂ければと思います。