既にご存じの方も多いかもしれませんが、知らない人のためにも書いておきます。
私も今朝のNHKのニュースで知ったのですが、中国の検索サイト「百度(バイドゥ)」が無料提供する日本語変換ソフト「Baidu IME」で入力した内容のほぼ全部を「百度」のサーバーへ送信しているということが発覚しました。
その詳細は以下に。
おそらく多くのWindowsユーザーはMicrosoftが提供するMicrosoft IMEやジャストシステムのATOK、Googleが提供するGoogle 日本語入力などを使っていると思います。これら日本語変換ソフトと同じものである「Baidu IME」と言うソフトがあるのですが(と、書いておいて私は知らなかったのですが)、このソフトを使ってキーボードから文字を入力し、変換・確定すると変換した内容のほぼ全てを「百度」のサーバーへ送信していたというのです。
例えば、キーボードで
○○のパスワードはABCとします。
などと入力していれば、その内容の内容のすべてを中国のサーバーへ送られていたということです。つまり、入力した内容は全て筒抜けといって良いでしょう。
行政などの機関は至急使用を中止するように通達したということですが、もし、一般でも「無料だから」と言って使用している場合はすぐに利用を中止しましょう。
中国製の日本語入力ソフト 入力情報を無断送信 NHKニュース
百度ソフト、便利で人気だが「まるでウイルス」 : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
NetAgent Official Blog : 入力情報を送信するIME(追記)
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